英国は貿易赤字が予想を下回った事に加え、BOEが、大方の
予想に反して量的緩和の規模を拡大しなかったことから、ポンド
での買戻しが強まり、それに追従してEUR/USDなど円以外の
通貨も対ドルで上昇することとなりました。
米新規失業保険申請件数が56.5万件と市場予想の60.3万件
を大幅に下回り、1月24日週以来の60万件割れを示しました。
雇用情勢は最悪期を脱しつつあるとの見方もあるようですが、
米労働統計局は減少について「季節的要因」と説明しています。
6月27日週までの継続受給者数は688.3万人となり、13週連
続で600万人台に乗せ、過去最悪を更新している。雇用統計・
失業率の先行指標とされる受給者比率は5.1%と前週の5.0%
から上昇し、1982年12月以来の悪化水準を保っています。
アルコア決算などの結果を好感し、
ダウ平均は買い優勢で寄り付きを
迎えたものの、楽観ムードが広が
ることもなく、上値は重く8183.17
(前日比+4.76)とほぼ横ばいで
終了しました。
為替市場は、ドル高円高より一転してドル安円安となり、クロス円は、
大きく戻すこととなりました。ここからの展開ですが、一時的な調整
ではないかと思われます。チャートを見ますと、ドルンデックスでは、
雲につきあたり反落していますが、相場は、79と81のレンジ内にあ
り、調整の域を脱しないものだと思えます。![]()
ドル円は、93.58まで戻したものの、
93円付近に押し戻されています。
しばらくの調整の後、90円方向へと
向かうでしょう。戻り売りです。
ユーロ円は、ユーロドルが厚い雲の
反発を受けて1.4を回復するに至り、
それに牽引されて、130.85まで戻し
ました。雲の下限が131円台にあり、
まだ戻り余地を残すものと思われま
す。しかし、133円を回復しない限り、
下方圧力の方が強いと思われ、引き
付けて戻り売りです。![]()
ポンド円は、雲の下限で反発、ポンド
ドルの力強い上昇に152円まで戻す
こととなりました。こちらは、雲の中で
模索中です。
世界的な海運市況であるバルチック
ドライ海運指数は4月から一本調子の
上昇が続いていましたが、このところは
6月30日の3757をピークにダブルトッ
プ懸念が出ており、9日には50MA上に
あり、調整下落が本格化していくのかを
見極める場面です。
株価の先行指標でもあり、資源国通貨の調整度合いを探る先行シグナル
としても注目されます。








