2009年08月17日

最近思うこと…




先月末に発表された米第2四半期GDPや今月7日に発表された米雇用統計の
好結果を受け、米景気先行きへの懸念が後退し、マーケットは、株価上昇、円安
ムードでした。

注目されていたFOMCでは事前予想通りFFレートの誘導目標を0.00〜0.25%
で据え置くことを決定し、また、今回の焦点であった国債買入れプログラムについ
ては、事実上の10 月末への期間延長が決定されました。これはまた、言い換え
ますと、国債買入れが10月末で完了されることを示唆し、景気底入れが確認され、
「出口戦略」に本格的に踏み出したものと思われます。

FED は今年3月の国債買入れ開始以来、総額3,000億ドルのうち2,528億ドル
の中長期債を購入しており、残りの472億ドルを10月末までに消化することにな
ります。BOEは、資産買い入れプログラムの規模を500億ポンド(約825億ドル)
拡大の1,750億ポンドにし、3ヶ月間でプログラムを消化、また、ECBは7月6日に
開始した総額600億ユーロのカバードボンド買入れは、8月13日時点で66億500
万ユーロとなっており、残り534億ユーロ(約758億ドル)の買入れが12カ月の期
間満了まで引き続き行われることになります。

このように、非伝統的手法による資産買入れ枠の残額は、FEDの472億ドルに対
して、BOEが825億ドル、ECB が758億ドルとなり、需給面ではドルよりも英ポンド
やユーロの方が売り圧力は大きくなると思われます。

ところで、こうした一方で、その後に発表された米7月小売売上高の予想外の低迷
や、また14日に発表されたミシガン大学調査の8月米消費者信頼感指数速報値は
63.2と前月の66.0から予想外に低下し、米新規失業保険申請件数が市場予想
に反して増加など、週後半にかけては、円やドル原資のリスク運用の後退でドル買
い円買いの動きが活発化しました。

さて、マーケットでの見方は、米経済の回復傾向を景気対策による一時的なお祭り
騒ぎ、政策効果が剥落する10月以降の景気失速リスクを懸念する声が、やはり
あちこちで聞かれます。

米連邦預金保険公社(FDIC)によりますと、14日米地銀大手コロニアル・バンク
が経営破綻したようで、この日は、小規模な金融機関4行も経営破綻し、これで今
年破綻した米銀は77行に増えました。
どうしても、頭の隅から離れないのが、Harry Schultz Letterです。

NEW YORK (MarketWatch) -- The top-performing letter that
predicted the Crash of 2008 now predicts a confiscatory Franklin
 D. Roosevelt-style "bank holiday." But it's surprisingly sanguine
 about stocks -- in the (very) short term.

フランクリンDルーズべルト方式のバンクホリデーが来る可能性があるというもの。
FDIC(米国連邦預金保険公社)のベアー総裁も6月にコメントしていましたが、

Of primary importance is addressing too big to fail. Market
participants should understand that large institutions can and
will fail and that an effective resolution mechanism will be
uniformly applied to institutions in a fair, transparent and
consistent manner.

重要な部分はToo big to failにかかわるところであって、市場参加者は、巨大
金融機関であっても破綻、もしくは可能性があり、そして実効性のある処理メカニ
ズムが、公平、透明で一貫した方法で統一的に適用されることを理解すべきだと
主張しています。FDICという制度の限界が、ここに見え隠れするようです。

さて、Harry Schultzは、FDICの2Qレポート発表後にバンクホリデー(銀行閉鎖)
の可能性を語っています。

世界の株価は500兆円規模の政府対策費によって、4月より回復していますが、
実体経済は、低迷しており、住宅価格も低迷しています。
米欧の金融機関の自己資本比率が4%基準と低いことは、金融機関の脆さに不
安を感じます。
底上げされた株価も利益確定し、売り抜けが起こり始めたら、すさまじい勢いで
株価の暴落が起きても不思議ではない。そんな気もします。

冒頭に書き始めた内容とは異なってきましたが、私自身も、オバマ大統領の手腕
に頷きながらも、一方で、米国の影の姿を思い浮かべてしまうのです。

チャートを見ましょう。そこには、ヒントがあるはずです。
続きは、後ほど…





 

ラベル:FX 為替 投資
posted by そよかぜ at 08:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月21日

株価の上昇は本物?  その2





最近の相場は、ドル主体で見ますと日替わり相場というか、トレンド性がなく、
どちらかというと大きなレンジ相場、そして、株式、債券、商品、為替市場の
普段見られる相関関係も崩れた感じ、テクニカル的にも騙しが多く、違和感
を覚える相場つきに感ぜられます。

GSR 7.17.gifこちらは、ゴールドシルバーレシオのチャート
です。株価暴落のサインとしてよく見られるも
のです。リーマンショックの頃、数値は大きく
跳ね上がり、サインは明確に機能していまし
た。その後、GSRの数値も70前後で高止ま
りで株価はどんどん下落しました。
3月に底を付けてV字回復し始め、GSRの
数値も高止まりから徐々に下落し、6月4日
には60.47にまで落ちました。
ところが、株価の上昇にもかかわらず、その後徐々にまた数値が上昇し始め
ました。株価は6月5日の米雇用統計での非農業部門雇用者数の減少幅が
予想以上に改善したことから景気回復期待が強まり、大きく上昇しましたが、
GSRは7月10日まで上昇しつづけましたので、株価の暴落を意識したもの
です。案の定、NYダウは、6月11日高値8875.7を付けて反落しました。

DJI 7.20.gifNYダウは7月8日安値8087.4で切り返し
現在の8844.4に至っていますが、GSRは
と言いますと、7月10日、200日線に達して
反落しています。この切り返しが来るまでは
株価は上昇するということになりますね…

折しも、ドル円と照らし合わせますと、
6月5日まで進んだ円安が翌週の8日より
円高に移行、7月8日に大幅に円高が進み、
13日底を付けて反発上昇、円安に向かっ
ています。株価に連動して、円高円安にと振れるドル円相場はGSRが先行
指標になりそうですね。

昨晩NYダウは、米6月景気先行指数の予想を上回る結果と、米金融大手
CITグループの破綻回避できるとの観測から買いが入り、8800ドル台に
乗せました。先週の上昇による利益確定売りもこなしながらも、終値ベース
で年初来高値を更新して8848.15(+104.21)ドルで取引を終了してい
ます。

NYダウのチャートは逆H&Sを形成中とも見られ、9088ドルのレジスタン
スを抜けて、38.2%戻し9422ドルを達成できますと大きく上昇していくと
期待できますが、まだ、マーケットには不安要因はいくつもあり、週足では
行く手は厚い雲が覆いかぶさり、まだまだ安心買いできるものではないよ
うです。

個人的には、9100辺りでの反落を妄想していますが…
高値掴みはしたくないのでしばらく、いろいろアンテナを張って様子見します。


ラベル:FX 為替 投資 円安
posted by そよかぜ at 07:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

ゴールドその後…




CFDは初心者なので、結局ヘッジなしでのGOLD単品のショートでした。
順調に下落してきましたGOLDは、900ドル割れを待たずに、決済です。

何故かと言いますと、FXの方に目が離せない状況になってきて別口座の
チェックが疎かになりそうなのが一点とGOLDのチャートを見ますと、これ
また直感的なものですが、しばらく901ドルと925ドルの間のレンジ相場
になりそうに見えるからです。

商品相場を知らないものが、調子に乗って850ドルまでショートをというよ
り、ここは、謙虚に退くこととしました。930辺りまで戻るようですと、また
他の要因も考え合わせながら、再開するかもしれません^^。

ラベル:CFD GOLD
posted by そよかぜ at 10:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月04日

米ビッグ3 米ビッグスリーの再建策提出



おはようございます。
米ビッグスリーの再建策が提出されました。GMは年内に40億ドル、
3月末までに80億ドル、販売不振の際の60億ドルが必要として
合計180億ドルの支援を求め、フォード90億ドル、クライスラー70億ドル、
3件合わせて340億ドルの支援を政府に要請しました。

米下院のペロシ議長は2日、米自動車ビッグスリーが提出した事業計画
について記者会見し、自動車メーカーの破綻は選択肢にないとの見解、
更に、自動車業界の救済に向け議会、米政府による介入が行われる
との考えを示しました。

この発言を受けて、最悪でも破綻は回避されるとの見方が強まり、
株の買い戻しに繋がったようです。ただし、今後の支援策にも巨額の
公的資金の投入となりますと、天文学的規模の財政負担にドルは
ますます弱体化していくように思われます。
今週いっぱい、この行方を見守りたいと思います。

参考までに、チャートは、GMのものです。


GM.gif


ラベル:経済
posted by そよかぜ at 08:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月06日

オバマ氏の大統領就任演説を聞いて・・・




米大統領選挙では民主、共和両党の候補者は“change agent”(変革者)、“candidate of change”(変革の候補者)であると訴え、“change”は標語になっていました。
ブッシュ大統領でさえも1月11日のNBCニュースのインタビューで、もし出馬するなら”change agent”として出ると述べていました。これに対しての問答に興味ある件がありましたのでメモしておいたものを記します。

Q  : Do you see this message of change as anything other than a rejection of your presidency? 
BUSH: No, listen. If you're running for office, you can't run for office and not say ‘I am an agent of change.’ It's just American politics. If I were running for office at this point, I'd be saying, ‘Vote for me. I'm gonna be an agent of change.’

ブッシュ氏は It's just American politics. だと言っています。
民主党と共和党の支持層が大差ない今日、大統領選挙は無党派の票をめぐる争いとなりました。だからこそ、現体制でないものへの変革に期待されるのであり、当然のことながら、“change”が標語のように用いられてきました。肝心なのは“change”ではなく、何をどのように“change”しようというのか。そこにあるのでしょうね。

オバマ氏の大統領就任演説を聞いて胸を熱くしました。

…… For even as we celebrate tonight, we know the challenges that tomorrow will bring are the greatest of our lifetime - two wars, a planet in peril, the worst financial crisis in a century.  Even as we stand here tonight, we know there are brave Americans waking up in the deserts of Iraq and the mountains of Afghanistan to risk their lives for us.  There are mothers and fathers who will lie awake after their children fall asleep and wonder how they'll make the mortgage, or pay their doctor's bills, or save enough for college. There is new energy to harness and new jobs to be created; new schools to build and threats to meet and alliances to repair.
 
The road ahead will be long.  Our climb will be steep.  We may not get there in one year or even one term, but America - I have never been more hopeful than I am tonight that we will get there.  I promise you - we as a people will get there.
 
There will be setbacks and false starts.  There are many who won't agree with every decision or policy I make as President, and we know that government can't solve every problem.  But I will always be honest with you about the challenges we face.  I will listen to you, especially when we disagree.  And above all, I will ask you join in the work of remaking this nation the only way it's been done in America for two-hundred and twenty-one years - block by block, brick by brick, calloused hand by calloused hand.

What began twenty-one months ago in the depths of winter must not end on this autumn night. This victory alone is not the change we seek - it is only the chance for us to make that change.  And that cannot happen if we go back to the way things were.  It cannot happen without you. ……
……And to all those who have wondered if America's beacon still burns as bright - tonight we proved once more that the true strength of our nation comes not from our the might of our arms or the scale of our wealth, but from the enduring power of our ideals: democracy, liberty, opportunity, and unyielding hope.  
For that is the true genius of America - that America can change.  Our union can be perfected.  And what we have already achieved gives us hope for what we can and must achieve tomorrow. ……

そうして最後のくだり
America, we have come so far.  We have seen so much.  But there is so much more to do.  So tonight, let us ask ourselves - if our children should live to see the next century; if my daughters should be so lucky to live as long as Ann Nixon Cooper, what change will they see?  What progress will we have made? 
 
This is our chance to answer that call.  This is our moment.  This is our time - to put our people back to work and open doors of opportunity for our kids; to restore prosperity and promote the cause of peace; to reclaim the American Dream and reaffirm that fundamental truth - that out of many, we are one; that while we breathe, we hope, and where we are met with cynicism, and doubt, and those who tell us that we can't, we will respond with that timeless creed that sums up the spirit of a people:
 
Yes We Can.  Thank you, God bless you, and may God Bless the United States of America.


アメリカは変わることができるのだ。この国を作り直すのは、道のりは長く、勾配は険しいが、
必ず成し遂げると約束する。全ての問題を解決できるわけではないが、少なくとも我々が直面
する課題に関して私は常に正直でいようと思う。人々を仕事に戻し子供達の将来のために繁栄を
取り戻し平和を推進することを共に望み、共に生きようという姿勢を読み取りました。

Yes we canというのが耳に残っています。
現在のアメリカが出来上がった地盤で、正しいものは継承し、悪と思われるものは正していく、心の叫びに問いかけながら人道的な判断を下して、アメリカの国益だけでなく、全宇宙的な視野で国の立て直しを図ってもらいたいとオバマ氏に期待したいと思います。
米ドルを買う気にはなれなかったのですが、オバマ氏の演説を聞いて少し買ってみてもいいかなという気になりました。




ラベル:大統領選挙 日記
posted by そよかぜ at 15:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月03日

欲とモラルの欠如




金融危機について最近考えていることを記録しておきます。
今回のバブル崩壊の主役は、不良証券化商品とクレジット・デフォルト・スワップ
(Credit default swap)で、次々開発された証券化商品が負の逆流を始めた
わけです。

サブプライムとよばれる住宅ローンの不良債権を金融機関が膨大に抱え、しかも
債権の証券化により金融機関が被っている損失が不透明なことで金融不安が生
じ、銀行間市場が機能しなくなる。そうして、金融機関の破綻が相次ぎ、金融シス
テムを麻痺させるようなシステミック・リスクが起き、金融機関だけでなく企業も資
金繰りが苦しくなり、実体経済にも影響が及んできたということです。

クレジット・デフォルト・スワップ(Credit default swap)は、貸付債権の信用
リスクを保証してもらうオプション取引です。従来の銀行保証をデリバティブに作
り変えたもので、貸付債権にデフォルト(債務不履行)が起こった際に、その損害
額を保証してもらうというものです。
信用リスクを回避しようとする者をプロテクションの買い手、保証を与える者を
プロテクションの売り手と呼ぶことにすると、クレジット・デフォルト・スワップは、
プロテクションの買い手が、売り手にプレミアムを支払って、ローン債権の返済
の保証を得る取引です。プレミアムの支払方法にスワップの形式が利用される
ところから、一般にクレジット・デフォルト・スワップ、CDSと呼んでいます。

平たく言えば、企業或いは銀行の倒産に対する保険契約のようなものだと思い
ます。ところが、CDSは、規制の網がかからない金融派生商品なのです。
自分が亡きあとの家族のために生命保険をかけておくというのが生命保険、
ところが、これを悪用して保険金殺人ということも横行します。同様に、企業を
倒産に導いて保証を得ようとすれば、それはあまりにも露骨で違法というもので
流石にそれはなされないのでしょうが・・・

ところが、規制の薄いCDSは、信用リスクの回避を巧みに組み合わせて債券
の再保険的に次々と商品が開発され、世界中にばらまかれました。
つまるところ、誰でもが、リスクなくして儲けたい、何か儲かる方法はないものか
と考えあぐね、それが、意図的で悪意があったかどうかは別として、金融工学と
IT技術を駆使して、抜け穴を見つけて合法的に商品を作り売り出したということ
でしょう。

カウンターパーティリスクが高まる中でのCDSそのものの異常なまで発行残高、
カウンターパーティーの複雑な絡み合い、ここに今回の金融危機の原因が見ら
れるのだと思います。

無から有を生み出す錬金術はないのです。連鎖倒産を想定した規制を敷かねば
ならないのでしょう。そして、モラルハザードをなくさねばならないのです。

CDSにつきましては、鷹鳩様のブログでとてもわかりやすく解説されていますので
是非ともご覧になって下さい。
そして、鷹鳩様も依然指摘なさっておられましたように、すべての根源は『欲(Greed)』
そしてモラルの欠如でしょうね。『欲』自体は次なる活性を生み出すものであり悪
ではありません。自由を語るとき必ず責任が語られるように、資本主義の自由競争を
追求する上で『モラル』を置き去りにしてはならないのです。

『赤信号みんなで渡れば怖くない』では困るのです。常に自問自答を繰り返し、
良心に問いかけてみることが必要なのでしょうね。私自身、このところ機に乗じた
FXのショート戦略、日経225先物売りには後ろめたさを感じつつあり、迷いを
感じています。困ったものです。


ラベル:FX 経済 CDS
posted by そよかぜ at 08:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月24日

円高の嵐





今起きている円高の嵐は、運用としての円キャリートレードのみでなく、
円借款の償還というもうひとつの側面があります。

アイスランドの大手銀行カウプシング銀行のサムライ債の利払いが
遅延している問題もありますが、多くの国では金利の安い円建てで
住宅ローンが組まれたり、円建てで事業資金を借り入れたりしていました。
住宅価格が下落し、ローンがデフォルトになれば、強制的に解約が進み、
必然的に円が買われることになります。

この流れが、個人投資家の外為市場にも影響し、これまでスワップ狙いの
円売りポジションを持っていた投資家が投げたことも急落の原因、そして
この機に乗じてひたすら証拠金取引でのレバレッジを効かせたクロス円売り、
株先物売りをする我々を含めたトレーダーの存在も急落に拍車をかけて
いるのでしょうね。

少しでも、景気回復を望むなら我々も投資の形態を見つめ直さねばならない
ように思うのです。いま、株の空売りも為替のクロス円ショートも見送り、
自国防衛を考えたほうがよいのではないでしょうか。
器を超えた大きなマネーの動きが今回の金融危機の根本的な原因なの
ではなかったでしょうか。自由競争とはいえそこにはやはりモラルも必要
ではないでしょうか。

いまや、危険と察知すれば公的機関であれ個人であれ、誰もが投資を
引き揚げてキャッシュ化しています。
ロシアが救いの手をのべたアイスランド、これにはかなりきな臭い感じで
政治的要素がありそうですが、こちらもデフォルトすれば英国や欧州にも
かなりの影響が及ぼされることでしょう。
金融危機から、通貨危機、国債危機へと負の連鎖は次々とおさまりが
つかないようです。

そんな中、日本政府は10月のG7で、
「国際金融安定化のためのIMF緊急ファシリテイ構想」を提案しました。
日本が潤沢な外貨準備金を、中国や産油国とともにIMF(国際通貨基金)
に貸付け、その資金をIMFが金融危機に陥っている新興市場国に融資
するという新ファンド構想だそうです。
そして、この提案直後からアイスランド、ハンガリー、ウクライナといった
EU周辺の新興国がIMFへ駆け込んだということらしいです。

早く明るいニュースが聞きたいものです。
戦争や暴動が起きないように祈るばかりです。





 

ラベル:FX
posted by そよかぜ at 14:47| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月19日

独り言 〜 米国崩壊への危惧 〜




今夜は、お星さまがとても美しく見える夜空です。
個人的に、米国に対する危機感をどうしても拭えなくて、ここでワーニングを
発することで、人々の不安感を助長させてはいけないとしばらく記事をアップ
できませんでした。けれども、書店に出かけてみますと米国崩壊といった類
のものが憚らず、平然と並んでいるではないですか。そういえば、ここで私が
叫んだところでアリの叫びにも足らないものです。そう、経済の在り方が、
資本主義の在り方がどのようであるべきか、見つめ直す機会にでもなれば
それでいいのじゃないかと思い当りました。そしてやはり自分の考えをここに
記録しておきたいと思いましたので、書くことにしました。独り言だと捉えて
軽く見過ごしておいて下さい。

DJI 10.17 m.gifNYダウは、個人的には11月に8000アラウンドと
思っていましたが早々と10月10日に7884.7を
つけて、現在は、2002年10月安値から2007年
10月高値の23.6%押しのところに値を戻しています。
このまま38.2%押しである9861.6を回復できれば、
半値戻しの10689.5へ駆けのぼるというシナリオが描けそうです。
DJI 10.17 4h.gifしかし、証券市場の劣化は、実体経済に悪影響を
及ぼし始めています。9月米鉱工業生産指数が
1974年以来の大幅な落ち込みを呈し、10月米
フィラデルフィア地区連銀製造業業況指数は
1990年10月以来の低水準など、マクロ経済指標
は著しく低下しています。まだ株価が回復するには
あまりにも実態が伴なわず、10月10日の7884.7はまだ大底とは思えないのです。

11月20日に集中しているといわれるヘッジファンドの決算を前にした換金売りは、
45日ルールから逆算すれば、まさに10月15日の下げがそうだったのかもしれません。
それで15日の8199.2という数字は、下値固めの下げからの2番底ではないと思う
のです。そこでですが、12月分の換金売りはと言いますと、11月15日ころがピーク
ですので再度大きな下げ(7500或いは6000アラウンド辺りまで想定しています)が
予想されます。

また、先日記事にしましたリーマンのCDS清算会の件ですが、プロテクションの
売り手の損失もさることながら、リーマン関連の証券化商品について、かなりの損失が
出る可能性が高いらしく、数千億円規模とか言われているようです。日本でも再組成
したCDOを地域金融機関などが購入していたようです。このほかデフォルトとなった
サムライ債も、額面100円に対して5円ビッド、10円オファーと極めて低い水準です。

10月23日にはワシントン・ミューチュアルのCDS清算会が開催されることになっていま
す。そして、その後はAIGのCDS清算会も予定されています。来週はマクロ経済指標の
発表や金融機関の決算発表が一巡し、事業会社の決算発表が本格化します。
まだまだ、不安要因には事欠かないようです。

日米欧の商業用不動産の購入に積極的だったリーマン破綻の影響が地価へも影響し、
今後、基準地価は更に下落傾向となると思われます。米住宅市場は更に悪化しつつ
あります。米ムーディーズ・エコノミー主任のマーク・ザンディ氏は、「景気後退は実際
昨年末から始まっていた。現状の金融危機から考えて、景気後退は来年まで続くだろう。
今年すでに20%もの下落を示した米住宅価格は今後さらに10%の下落を示し、来年
中ごろまで住宅価格の下落は止まないだろう」と予測しています。

住宅価格の下落が下げ止まらない限り、今回の危機状態からの回復は見込めない……
ヘッジファンドが生き残りを賭けて、機に乗じて、売りをしかけるかもしれない。中国、中東
そしてアイスランドを救済したロシアだけなく米国のヘッジファンドでさえも自国の破滅をも
顧みず債券売りに出るかもしれない……米国崩壊への危惧は次々と広がります。
危惧で終えることのできるものであればよいのですが……

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ラベル: FX 投資 CDS NYダウ
posted by そよかぜ at 23:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月15日

覚書




メモです。

TEDSP 10.13.gif
TEDSP 10.15.gif
CDS.gif
LIBOR.gif
ラベル:チャート 日記
posted by そよかぜ at 13:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月28日

ちょっと怖いお話




今日は為替の目先の動向はお休みして、ちょっと怖いお話です。
7月頃、正直言ってそれほど米国に危機感を感じていませんでした。
けれども、現在、危機感を切に感じています。

金融恐慌について考えてみました。
近いところで「マクロファンド」と呼ばれるヘッジファンドによる、過大評価された通貨を
空売りし、安くなったところで買い戻すという手法により引き起こされた1992年の
ジョージ・ソロスによるポンド危機や、1997年に始まったアジア通貨危機、引き続き
1998年には、市場が変化するのを待つのではなく、変化した後で再び元に戻る動きを
利用する「市場中立型」と呼ばれるヘッジファンドであるLTCMにより引き起こされた
金融恐慌などがあります。

タイを中心に始まったアジア通貨危機では、タイ国が一体どのように推移したかと
いいますとヘッジファンドは、経済状況に比して過大評価された通貨タイバーツに
空売りを仕掛け、それに対しタイ中央銀行が通貨引き下げを阻止するため外貨準備を
切り崩して必死に買い支えたものの、立ちはだかるヘッジファンドの売り攻勢には
為す術もなく、信用の失せたバーツの下落は止められず、危機前24.5B/$だった
為替レートが半年後には50B/$を下回りました。そうして、タイ経済は崩壊していったのです。

「質への逃避」が起きて、ことごとくアメリカへ回帰することとなりました。
それが更には、ロシア財政危機へと進展していったのです。ここでもルーブルの暴落、
ロシア政府は借金の無限地獄に陥り債務不履行となり、資本は急速にロシアより流出
していきました。

この経済混乱が今度は、「市場中立型」手法を持って利益を出そうとするLTCMを破綻に
導いてしまったのです。13兆円という巨額の負債を抱えたLTCMが破綻すると、世界的な
金融破綻につながる可能性が危惧されました。
そこでアメリカの金融当局が動き、公的資金が使われはしなかったのですが、NY連銀は、
LTCMに融資しているところを中心に欧米の金融機関15社に緊急融資するよう圧力を
かけたようです。FRB主導の緊急融資によって、LTCMは徐々に解体へと導かれました。

このように、金融恐慌に陥ると、その国の通貨は暴落し、最終的には債務不履行という
事態にまで陥る可能性があります。
そこで、今回の金融不安は、基軸通貨である米国発のものです。
米国はどこへ向かおうとしているのでしょうか?
諸外国が一斉に米国売りに動けば、米国は破綻し、崩壊へと向かうでしょう。
しかし、逆に世界がそれを望まない以上は米国の破綻はないともいえます。

現状は、米金融当局が危機を認識し、迅速に対処、金融システム死守へ向けて
政策総動員という体制をとっています。金融安定化策の協議も大筋合意となった
模様です。しかし、これで乗り切ることができるかどうかは、まだわからぬところです。
まだまだ、倒産の危機に瀕している大手金融機関(これは憶測ですが例えばシティーなど)
があるかと思われます。
誰もが疑心暗鬼の中、ここしばらく為替も株も乱高下するものと思われます。

チャートを見ますと、ドルインデックスでは、2007年9月に、15年間死守してきた
80というポイントを下抜けてしまい、階段を降りつづけたのです。それが、
2008年3月に70.70で底を打ち、徐々に回復し始め、7月より急速に回復、
9月11日には、80を上抜け80.38に達しましたが、滞空時間は束の間で
現在76.93というところにあります。
今後ドル安は加速し、そして、株価が上昇しないとなれば、円は買われることになり、
ドル安円高で、クロス円は大きく下落するものと思われます。

過去の金融恐慌は、ヘッジファンドにより起こされたものでしたが、
今回の金融不安ははどのように終末を迎えることでしょうか。
金融恐慌へと突き進んでいってしまうのでしょうか?

ヘッジファンドは株式の『空売り規制』により、金融株は買い戻すしかない。
では、次に資金はどこに流れるかといいますと債券市場でしょう。そしてGOLDでしょうね。
不良資産買取により、莫大な資金の投入が要されることとなり、財政悪化懸念から
米ドルの下落、株価の下落へつながるかもしれない。
そして最大の懸念が米債券の格下げによる、米国債への売り圧力です。
ヘッジファンドは生き残りをかけて、米国を潰しにかかるかもしれない……

常に最大のリスクを念頭において、今後の投資をしていきたいと思うこの頃です。



posted by そよかぜ at 21:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月12日

お盆





昨日は、お墓に参り、ご先祖様をお迎えしてきました。
先月参りました時も暑い日でしたが、昨日はまた格別で、
ご先祖様にも申し訳ない程の暑さでした。

宗教を信仰しているわけではありませんが、こうした行事は
毎年繰り返しています。毎日の生活を正しく送り、良い行い
をすることがお盆の大きな目的といわれますが、日本古来の
生活にしみ込んだ行事ですので、それはそれなりの意義深い
ものなのだと思います。



ラベル:雑記
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2008年07月31日

気になるニュース



気になるニュースを2つ記録しておきます。

1つ目は、2008年 07月 29日 ロイターから
          原油下落の背景にヘッジファンドの売り、金に比べ割高との見方


2つ目も、2008年 07月 29日 ロイターからです。
          米財務省がカバードボンドの指針発表、4大銀行が発行開始へ











ラベル:ニュース 経済
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2008年07月17日

★☆ CHANGE is CHANCE ☆★




今回は、素敵なブログを一つご紹介したいと思います。

『鷹くん鳩ちゃんの金融市場よもやま話』と題するブログで、
Authorの鷹鳩様は、金融機関の現役トレーダーさんでいらっしゃいます。
初心者にもとてもわかりやすく興味深い内容のお話を記事にして下さっています。

そこで、こんな言葉を教わりました。『CHANGE is CHANCE』です。
  
  変化の時はチャンスの時。
  CHANGEとCHANCEは一文字違いなんです。  
  『G』と『C』。
  この『G』から小さな『T』を取ってやればいいんです。
  この『T』とは『tentativeness 』。『ためらい』です。
  ためらいを無くせば変化の時ほどチャンスなんです。

と鷹鳩様は説明されています。
とてもウィットに富んだ言葉です。今まさにそんな時にあると思いませんか?!






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2008年07月11日

地球温暖化対策 〜 牛の「げっぷ」 〜



おはようございます。

今日は、趣向の異なるお話です。
アルゼンチンの国立研究機関の研究チームが、地球温暖化研究の一環で、ウシの背中にプラスチック製タンクを背負わせてウシの胃からチューブをつないで「げっぷ」(牛のげっぷに含まれるメタンガス)回収、しかも、アルゼンチンの温暖化ガス総排出量の30%がウシから出ている可能性が判明というニュース記事がありました。

だからどうだっていうのかその結果をどう生かそうとしているのかが見当たりません。興味本位な尻切れトンボのような記事の書き方をするこのロイターのニュースを読んでなんだか悲しい感じがしました。

実のところ、こうした問題、羊や牛などの反芻動物のげっぷなどに含まれるメタンガスが、強力な温室効果を持つことが指摘されたのも随分以前のことだと思います。

げっぷに含まれるガス排出量を減少させる血清の開発とか、家畜の消化器内でメタンを生成するバクテリアを抑制したり、消化される時にメタン生成の少ない牧草を開発などの研究が世界各地で成されてきています。

けれども、発想が変ではないですか?
「自然に倣え」だと思うのです。

牛がそんなにメタンガスを放出するのなら、それは今に始まったことでなく、そのメタンガスを必要とするものが他にあり、そこに浄化作用を見出す。或いは、牛自身の自浄作用を調べるというのが本来なのではないでしょうか。

メタン細菌は人類よりも以前から延々と地球に存在している筈ですし、地球環境のためと称して結局人間本位な考え方でしか物事を見られない。それを言うなら、私はこう叫びたい、「乗るなら飲むな、乗るなら息するな!」と。。。

ちょっと今日は過激な言い回しになってしまったかもしれませんが、お気分を害された方がいらっしゃいましたらお許し下さい。
posted by そよかぜ at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月29日

旬の味覚

最近、食の安全がとても気にかかりますね。それで、どうしても手作りに拘ってしまいます。とは言いましても、原材料の産地表示も信じるしかないわけですが(爆)

ところで、本日は大変新鮮で質のよい国産(和歌山)の新生姜が手に入りましたので、早速甘酢漬け(ガリ)を作りました。新生姜は、6月には、ハウス物が出回り、秋口には露地物が出回るわけですが、私は、毎年この時期に一年分の甘酢漬けや、紅生姜を漬け込みます。




     
新生姜の甘酢漬けの作り方
    


新生姜1.GIF

********** 材料 *********************************  
*
* 新ショウガ  約1キロ 
* 酢     3カップ
* 砂糖    2カップ
* 水     2カップ
* 塩    小さじ2
*
*   ※ 隠し味に5センチ四方位の昆布
*
*************************************************************

ー 作り方 ー


@漬け込む保存容器(ビンなど)を熱湯消毒しておきます。

A甘酢を作る。酢、砂糖、水、塩を鍋に入れて火にかけて煮立たせ、砂糖がすっかり溶けたら火を止め冷ましておきます。 ※隠し味に昆布を入れる場合は、火を止めてから入れ、粗熱が取れたら取り出しておきます。

B新ショウガをよく洗って、皮を剥き、薄くスライスします。

Cたっぷりの熱湯に薄くスライスした生姜をさっとくぐらせて、ザルにあげて水切りをします。

DCが熱いうちに保存瓶にいれ、Aの冷ました甘酢を注ぎいれます。カビを防ぐ為に、甘酢はたっぷりと完全に生姜が浸るように入れて下さい。

E冷めたら冷蔵庫で保管します。(1年は十分にもちます。我が家では、まだ去年のものも美味しく頂いていますヨ!)













ラベル:料理、旬
posted by そよかぜ at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月24日

雑記




昨日初めてのブログ投稿をしました。
PC音痴な私は、何をどうすればよいのかわからぬまま……ふらふら

ひらめきどこかに、WinShotがおすすめとか書いてあったexclamation
早速DLして使ってみる…よさそう!!

ところが???

チャートを貼り付けたいのだけれどもレイアウトがうまくいかない がく〜(落胆した顔)
それで、とりあえず記事を書いてみました。

自分のブログをドキドキしながらのぞいてみる 眼鏡

読みにくいし、とっつきにくい感じ わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

試行錯誤ですが、少しづつ取り組んでいくことにします。
ご親切な方がいらっしゃいましたら、いろいろ教えてくださいネ。
今後とも、よろしく気長にお付き合いください。


































posted by そよかぜ at 07:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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